「今、自分はどこにいるんだろう?」そのフロアに降り立つと目の前には想像もしていなかった空間が広がる。都会のビルの屋上なのに広大な農場と里山の中にいるような木々。地上とは空気が違い異空間に飛んできたような雰囲気。それもそのはず、この農場の畑土は丹波で丁寧に土作りされ土厚はなんと50cmもあり、まるで田舎の農場を切り取ってビルの上に設置したよう。街の都心部でこれだけ本格的かつ大規模な屋上農場は日本でもこれが初めてです。
街のなかで生活していると、野菜はどのように成長するのか、育てるのにどんなに手間がかかるのかということを身近に感じる機会はそうそうありません。この農場を訪れることで、野菜、ひいては農業というものにもっと関心を持っていただきたい、植物への探究心をたくさん育てていただきたい。お客様のほんの少しの興味が日本の農業を再生させる小さな一歩になるかもしれません。